佐賀県民災害ボランティアセンター


トピックス

 Q&A

平成17年7月15日に佐賀県民災害ボランティアセンターを設立して以来、事務局宛てに様々な質問が寄せられています。これらの質問うち、主なものをQ&Aにまとめてみました。



Q1.

佐賀県民災害ボランティアセンターが平成17年7月15日に発足したと聞きましたが,どのような趣旨で設立されたのですか?

ご承知のとおり、平成16年度は大規模災害が相次いで発生した年でした。
佐賀県内においても、佐賀市南部竜巻災害や台風23号被害(旧小城町周辺)では、佐賀県社会福祉協議会と地域の市町社会福祉協議会とともに災害ボランティアセンターを立上げ、被災者のニーズに応じたボランティア活動による支援を行いました。しかしながら、突然災禍に見舞われた被災地において、混乱の中で適切な対応がとられたとは言い難いものも見られました。特に、災害時において、県民が助け合うボランティア活動の重要性を痛感しました。
今後、災害が発生した時に即座に対応し、地域間で助け合う災害ボランティアの体制を確立するため市町域及び県域の関係諸機関・団体のご協力・ご支援と幅広い県民の皆様の参加を得て、「佐賀県民災害ボランティアセンター」を設立したところです。

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Q2.

センターはどのような活動をするのですか?

センターの主な活動は下記のとおりです。
  1. 災害時には、被災地の市町民災害ボランティアセンターの支援要請に基づき、ボランティア及びボランティアコーディネーターを派遣し、被災者の救援及び生活支援を行います。そのために、災害ボランティアの会員登録、養成をします。
    現在は、市町社会福祉協議会を中心に、各市町単位で「市町民災害ボランティアセンター」の設立・整備が進められています。
  2. また、会員募集を行い災害救援・生活支援及び防災のためのボランティア意識の啓発に努めます。 市町民災害ボランティアセンターについては、最寄りの市町社会福祉協議会へお問合せください。
  3. 現地での救援活動を支援する組織として、各分野で専門部会を設け、支援業務の内容や支援体制などについての作業を進めます。
  4. 会員募集を中心とし、防災及び救援に関するボランティア意識の啓発や調査研究、広報活動にも努めます。

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Q3.

ボランティアとして時間と労力を提供して、更に一人1,000円の会費まで負担するのでしょうか

佐賀県民災害ボランティアセンターは、基本的に地域相互の助け合いの組織として活動にかかる経費を会費で賄うことを基本としています。行政からの補助を受けるやり方では、昨今の厳しい財政状況では、2~3年で事業の見直しとなり、継続的な事業の実施が困難になることも予想されます。会員からの会費を基本にして、財政的にも自立した組織を目指したいと考えています。

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Q4.

個人会費の一口1,000円ではなく、団体会費制を設けて支援金として組織を支え無料で会員を募集・登録する方が理解を得やすいのではないでしょうか?

団体会費は賛助会員という形で設けていますが、あえて個人会員制に重点を置いているのは、県民災害ボランティアセンターの会員としての意識を持ってもらい、主体的に様々な意見を出したり自らが積極的に実施していただきたいというねらいです。 また、団体やグループで支援金として負担いただいた場合、センターの組織運営は可能であったとしても、いざ災害時に各個人が県民災害ボランティアセンターの会員意識をもって即座に対応していくことが難しい場合もあります。 会員の一人ひとりがセンター会員としての意識を持ち、活動に関心を深めてもらうためにも会費を負担いただくことにしています。

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Q5. 佐賀県民災害ボランティアセンターの会員に登録するにはどうすればいいでしょうか?
直接、佐賀県民災害ボランティアセンター事務局へご連絡下さい。
なお、最寄りの市町社会福祉協議会でも会員加入の手続きを受け付けています。

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Q6.

ボランティアグループ会員が高齢化しているので勧誘しにくいのですが...。

高齢者だから災害時には何も出来ないというわけではありません。
災害ボランティア活動に際して、地域社会の実情を知り尽くした高齢者に情報提供をいただいたり、避難所での心のケア(傾聴ボランティア)、子守り、避難所運営上での問題に対する的確な判断と助言を頂くなど、豊富な経験と知識、技術を持った高齢者にしかできない役割を、災害ボランティアセンターの活動に活かしてもらえるものと考えています。
高齢者や障害を持った方など、いわゆる「要支援者」と言われる方々がボランティア活動に取り組んでいただき、当事者として要支援者への気配りを持って活動を行うことで、本当の支援が行えるのではないでしょうか。

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Q7.

電話番号・メールアドレス等は、自宅・職場・携帯のいずれを記載すればよいのでしょうか?

電話番号・メールアドレス等のご記入につきましては、平常時の情報提供及び災害時の連絡等のためにご記入いただくものです。ご自分が一番連絡つきやすいと考えられる電話番号等を記入してください。自宅及び職場又は携帯電話番号でも結構です(FAX番号も同じ考え方です)特にお断りがない場合、市町民災害ボランティアセンターの事務局にも当該市町在住の会員名簿を提供する予定です。
なお、提供いただいた個人情報については、災害ボランティアセンターの運営のみに使用し、外部への提供やその他に使用することはありません。市町民災害ボランティアセンターについても取り扱いは同じです。
 活動にあたってはもちろん、ボランティアですので活動への参加は、お住まいの地域で市町民災害ボランティアセンターと連携を取り、ご自分の空き時間を活用して自主的に参加していただくことを期待しています。

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Q8.

会員申込書の記入に際し、資格・特技については、災害ボランティア活動に関係する資格・特技など限定したものしか記入できないのでしょうか?

資格・特技については、災害に限定せず、自分が持っている資格・特技で個人情報の提供ができるもの(普通自動車運転免許等、ある程度誰でも持っている資格も含めて)を記入してください。 登録者の自己PRと考えていただければと思います。

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Q9.

会員申込書の記入に際し、希望する活動内容については例を挙げた方が記載しやすのではないでしょうか。

あまり、難しく考えない方がいいと思いますが、あえて書くとすれば、以下のものから選択してください。(複数の回答も可です。)なお、被災地では活動希望に添えない場合があります。


①被災地での清掃・後片付け 
②被災地でのニーズの聞き取り調査
③救援物資の仕分け・配布
④ボランティアセンターの手伝い
⑤介護・看護・保育
⑥カウンセリング
⑦外国語通訳
⑧コンピューター操作
⑨カメラ・ビデオの撮影
⑩調理
⑪手話
⑫動物の世話
⑬理・美容
⑭マッサージ
⑮大工仕事
⑯輸送(運転)
⑰事務・編集
⑱イベント
⑲パフォーマンス(手品・ストリートミュージック等)
⑳限定なし・その他


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お問い合わせ先
佐賀県民災害ボランティアセンター事務局
〒840-0021 佐賀市鬼丸町7番18号 佐賀県社会福祉協議会内
TEL:0952-23-2145 FAX:0952-25-2980
Mail:saigai-vo@sagaken-shakyo.or.jp
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